おいしい日本酒専門店。三重県伊賀地方の地酒をお届けします。

伊賀の偉人列伝

訪れる者の心を豊かにする、伊賀の自然。そのふところには、数々の名勝・旧跡が残ります。そんな風光明媚な伊賀に名を馳せた偉人たちの歴史を辿り、時には時間を忘れてタイムスリップしてみませんか? 彼らの生涯を偲びながら、しみじみと地酒を楽しむのもおつなものです。それぞれ郷土が生んだ誇りの地酒です。どうぞ、お試しあれ。


伊賀国出身の津藩に仕えた俳人。北村季吟の指導を受ける。30歳で江戸に出ると、才を認められて談林派江戸宗匠となる。東北路への旅を始まりに諸国を旅し、九州を目指す旅行中、大坂で死去する。『野ざらし紀行』『奥の細道』などの紀行俳文を残す。

俳聖芭蕉 特別純米酒

 吟醸酵母を使用して、低温でじっくり仕込まれた純米酒です。まろやかで柔らかな味わい。冷でも燗でもお楽しみいただけます。

原料米 山田錦・五百万石
精米歩合 59 %
日本酒度 +0
酸度 1.5
アルコール度 15.5

俳聖芭蕉 特別純米酒


伊賀者を統率し、譜代の武将として徳川家康の守り刀として名を馳せる。本能寺の変の折り、明智光秀軍に追われる家康を伊賀から三河に導き、無事帰還させた。皇居西側に今も半蔵門として名を残す。

  

純米吟醸 半蔵

 戦国時代に活躍した伊賀忍者の頭領、服部半蔵にちなんで名付けられています。
 軽やかな飲み口でありながら、いかに旨みを残していくかを追求されたそうです。口に含めばスーツと喉の奥に落ちていく、軽やかな味わいが心地良い、芳醇で柔らかい口当たりのお酒。米本来のやや琥珀色が特徴的です。

原料米 山田錦・五百万石
精米歩合 50 %
日本酒度 +1
酸度 1.3
アルコール度 15.0〜16.0

> 純米吟醸 半蔵


伊賀名張の地に誕生。「怪人二十面相」シリーズなど数々の名作を発表するかたわら、後進の作家に道を開くべく私費を投じて我国の推理小説界の礎を築いた。日本に探偵小説という新しいジャンルを切り開き、大衆文学の世界や少年小説の分野でも熱狂的な人気を集めた。

幻影城 大吟醸

 伊賀名張に生まれた江戸川乱歩は、自身を「幻影城の城主」と呼んでいました。木屋正酒造さんの裏手すぐのところに、乱歩生誕碑があります。
 ラベルが和紙に手書きで書かれており、紙の縁を手でちぎって瓶に張っています。ですから、ひとつひとつ微妙に異なります。辛口で深みのある味わいです。

原料米 山田錦
精米歩合 40 %
日本酒度 +2.0
酸度 1.2
アルコール度 17.0〜18.0

> 幻影城 大吟醸